
現在、日本は人口の23.4%が65歳以上という超高齢社会を迎えています(※)。当社グループでは、お客さまのライフサイクルのサポートをはじめ、高齢者の方々が安心していきいきと生活で
きる仕組みづくりに貢献していきます。
また、当社グループの従業員の多くが介護に携わる将来を見据え、仕事と介護の両立ができるような制度・風土づくりを目指していきます。
(※)出典:総務省統計局 人口推計(2011年10月1日現在 概算値)
超高齢社会を迎え、三井住友フィナンシャルグループは、あらゆるお客さまにとってやさしく、使いやすい金融機関である事を目指しています。
グループ各社の中でも、多くのお客さまをお迎えする各銀行の店舗においては、あらゆるお客さまの立場に立ったサービスをご提供できるよう、設備のバリアフリー化などの取り組みを進めています。
三井住友銀行では、1990年代にはヘッドセットによる音声案内機能を持った視覚障がい者対応ATM の展開を始め、2006年にはバリアフリーモデル店を茅ヶ崎(神奈川県)に設置、他にも、各店へカラーユニバーサルデザイン(CUD)を採用した新型受付番号表示機(EQ表示機)の導入を進めるなど、ハード面の対応を進めています。またソフト面でも対応を強化しており、あらゆるお客さまの立場にたったサービスを提供できる「サービス・ケア・アテンダント」資格取得者をロビースタッフとして各店に最低1名配置しており、資格取得者は1,200名超になっています(2011年3月)。資格取得者以外の従業員も含めサービスレベルの向上を図るため、高齢者疑似体験や車椅子体験などのセミナーを順次開催しています。
これらの、ユニバーサルデザイン・サービスを掲げ進めている当行の各種取り組みが評価され、2010年1月、東京都の福祉のまちづくりに貢献しているとして、東京都知事より感謝状を頂きました。
みなと銀行でも、全拠点の全てのATMをハンドセットによる音声案内機能を持った視覚障がい者対応ATMへ切り替えました。また、ご高齢のお客さまやお身体の不自由なお客さまに優先的にご利用いただく「優先座席」を各店のロビーに設置し、また、三井住友銀行と同様にカラーユニバーサルデザイン(CUD)を採用した新型受付番号表示機(EQ表示機)を順次導入しています。加えて、会話や音声の聞き取りにくいお客さまの不安を解消するために、住宅ローンプラザを除く全営業店へ助聴器を設置しました。コミュニケーションツールとして助聴器を利用していただくことで、大きな声を使うことなく、お客さまのプライバシーに配慮した会話が可能となります。他にも、聴覚に不安をお持ちのお客さまが筆談等をご希望される場合に指し示して合図していただく「耳マーク」を店内に用意しているほか、筆談用のホワイトボードや、会話や筆談に不安のあるお客さまとのコミュニケーションツールである「コミュニケーションボード」を各店に設置しています。
また、各店に1名以上の「サービスケアマネージャー」の配置を進めています。サービスケアマネージャーは、障がいの疑似体験も組み込んだ研修等の受講により、ご高齢の方や障がいをお持ちの方に関する知識やサポート方法を習得しており、各店でお客さまへのサポートやサービス向上の中心として活動しています。
なお、三井住友銀行、みなと銀行、関西アーバン銀行のいずれにおいても、代筆に関する事務規程を定めており、視覚に障がいをお持ちのお客さまにお取り引きいただく場合にもしっかりとした対応を行っています。
三井住友銀行では、超高齢社会において必要とされるインフラ整備等にも積極的な支援を行っていきたいと考えています。まず、今後増加が見込まれる高齢者専用賃貸住宅の普及を支援するため、取り扱い要領を明確化しました。
今後も、施設、接客・接遇レベルの向上を図り、お客さまにとってやさしい金融機関であることに加え、社会のニーズに合わせ、高齢者が安心していきいきと生活できる仕組みづくりを支援していきたいと考えています。
2009年2月、三井住友銀行およびグループ各社の従業員を対象に「銀行に求められるユニバーサルサービスとは」についてのセミナーを実施しました。
詳しくは「ステークホルダー・ダイアログ2009」をご覧ください。
従業員に向けた取り組みはこちらをご覧下さい。
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