キャッシュレス社会の実現に向けて

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写真はキャッシュレス社会の実現に向けてのイメージ写真です。

日本には、クレジットカードやデビットカード、電子マネー等、様々なキュッシュレス決済手段が存在しています。しかし、決済全体に占めるキャッシュレス決済の割合は、中国や韓国、アメリカ等、キャッシュレス化が進んでいる国々と比較すると、依然として低位で推移しています。このような中で、日本政府は2020年までにキャッシュレス決済比率を大きく引き上げる目標を設定しており、キャッシュレス社会の実現に向けた動きが活発化しています。

SMBCグループのキャッシュレス決済戦略

日本のキャッシュレス決済市場は、世界的に見ても多様性を伴いながら複雑な進化を遂げてきました。さらに、テクノロジーの進化、異業種プレイヤーの参入、利用者・事業者のニーズの多様化等を受けて、絶え間ない変化が続いています。

SMBCグループは、50年間にわたるクレジットカード事業の運営等を通じて、日本のキャッシュレス決済市場の発展に貢献してきました。現在では、日本のキャッシュレス化推進におけるイニシアチブを発揮すべく、これまでの実績や強みを活かしながらも、環境の変化を踏まえた新たな取組を進めています。

具体的には、以下でご紹介する「次世代決済プラットフォームの構築」や「新しいキャッシュレス決済エクスペリエンスの提供」に取り組むことにより、事業者・利用者双方の顧客の目線でサービスのレベルアップを図るとともに、日本のキャッシュレス社会の実現に向けた阻害要因の解決を目指しています。

事業者へのソリューション強化

次世代決済プラットフォームの構築

日本におけるEC(電子商取引)の急速な拡大やモバイル化の進展等を背景に、キャッシュレス支払手段の利用シーンも多様化しています。一方で、決済情報を処理するための決済プラットフォームが支払手段ごとに異なっていることから、事業者はそれぞれの支払手段に対応した決済端末等を備え付けたり、POSシステムを更改したりする必要があります。そのため、すべての支払手段に対応することは、事業者にとって容易なことではなく、日本のキャッシュレス社会実現に向けた阻害要因のひとつとなっています。

こうした状況を踏まえ、SMBCグループとGMOペイメントゲートウェイ*は、事業者側のキャッシュレス決済環境の整備を目的として、次世代決済プラットフォームの構築に向けた協議を2018年5月に開始しました。カード業務に強みを持ち、店舗等のリアル決済に優位性のあるSMBCグループと、ネット決済に強いGMOペイメントゲートウェイそれぞれの強みを持ち寄り、ネット決済からリアル決済までシームレスに、様々な支払手段をワンストップでサポートする包括的な次世代決済プラットフォームを構築することで、事業者が「ひとつの決済プラットフォームと接続すれば、利用者の様々なニーズに応える多様な支払手段を低コストで提供できる」環境の実現を目指していきます。

  • *GMOインターネットグループにおいて総合的な決済関連サービスおよび金融関連サービスを展開する決済業界のリーディングカンパニーであり、年間決済処理金額は2.5兆円を超える。

利用者へのサービス強化

新しいキャッシュレス決済エクスペリエンスの提供

キャッシュレス決済を利用しない利用者からは、「様々なキャッシュレス支払手段の持ち運びは大変」「キャッシュレス決済は使いすぎ等が不安」等の声が聞かれます。SMBCグループでは、このような利用者が直面するキャッシュレス決済それ自体の課題解決に向き合い、キャッシュレス関連サービスの強化に注力しています。

たとえば、キャッシュレス決済の利用者が、いつでも・どこでも・好きな方法で支払うことができるよう、様々な支払手段、様々な店頭インターフェース(非接触IC、QRコード決済等)を便利に使い分けることができるモバイル・サービスを導入します。同サービスでは、支払のセルフ・コントロールを可能にする機能を提供する予定となっています。具体的には、使いすぎ懸念を持つ利用者がキャッシュレス決済を安心・安全に利用するためにモバイル上で利用限度額をフレキシブルに設定できる機能や、節約等により資金繰りに比較的余裕のある利用者が、クレジット決済からデビット決済へ、ニーズに応じて柔軟にスイッチできる機能等を提供します。

さらに、リテール金融の各分野におけるトップ企業を有するSMBCグループならではの取組として、グループ共通ポイントを導入し、決済を含む様々な金融サービスでポイントを獲得可能にするとともに、各種事業者との連携による特典の提供についても検討を進めています。

このように、「便利」「安心・安全」「お得」な新しいキャッシュレス決済エクスペリエンスを利用者に提供するために、SMBCグループとして、グループ各社の総力を結集して取り組んでいきます。