• 多様な働き方支援 インタビュー 多様な人材が地球規模で英知を結集すれば、見えてくるソリューションがある。 三井住友銀行 Planning Dept. Americas Division,Human Resources Dept. / Vice President Mark Meredith 三井住友銀行 人事部グローバル人事室 室長代理補  中山智敬 三井住友銀行 人事部グローバル人事室 白井優子 多様な働き方支援 インタビュー 多様な人材が地球規模で英知を結集すれば、見えてくるソリューションがある。 三井住友銀行 Planning Dept. Americas Division,Human Resources Dept. / Vice President Mark Meredith 三井住友銀行 人事部グローバル人事室 室長代理補  中山智敬 三井住友銀行 人事部グローバル人事室 白井優子

  • 2018年6月発行「SMBCダイバーシティ・レポート」掲載記事 (所属・役職は取材当時のものです。)

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当行の経営理念に「勤勉で意欲的な社員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る」という一節があります。その実現に向けた人材の把握・育成、最適な配置・登用を行うための枠組をグローバルに整備する。それが、私たちのミッションです。道半ばではありますが、目に見える変化もあります。6年前に開始したJapan Program。当初は突然、海外の従業員が本店に増え相当なインパクトがあったようですが、今ではそれも日常となり、別の業務で来日する従業員も増えました。

マークさんもそのひとり。いつも新鮮な意見をもらえるので、つい相談してしまいます。「新しい意見やアイディアが生まれる」。これが多様性のある組織の強みです。お客さまや私たちが直面する課題はより複雑で難解になっています。 解決策を導くには、さまざまな個性を持つ仲間と共に意見を出し合うことが必要です。これをグローバルかつシームレス に実現するためには、言語の壁、文化の違い、雇用慣行の差等、多くの課題を克服する必要があります。これら一つ一つ と向き合い、地球規模で従業員が一丸となり、120%の力を発揮できる職場を作っていきたいと考えています。
(中山・白井)


”Employer of Choice(選ばれる企業)”という言葉があります。「あなたはこの会社で働きたいと思いますか?」―ニューヨーク支店に人事担当として入行して約3年。この質問に私は自信を持って「イエス」と答えたいと思います。これまで働いた日系企業では、常に「外国籍従業員」として扱われていた気がします。性別や人種等、能力以外の要素でキャリアが阻まれる状態を「ガラスの天井」にたとえますが、雇用地の違いによる心理的な「ガラスの壁」も存在していたように感じます。でも、当行では、それらをあまり意識することがありませんし、グローバル人事室でプロジェクトを進める中で、こうした「壁」を取り払おうとするメンバーの強い意志もあらためて感じました。

文化も言葉も異なる人々が、その違いを超えてひとつの組織となる。これは、決して簡単なことではありません。しかし、当行にはこの難題に強い意志を持って取り組む仲間がいます。こうした仲間と共にグローバルなチームの一員として自分の経験と知識を生かせることをとても喜ばしく思います。世界中の多様な人材の英知を結集し、「真にグローバルな組織」を作り上げていきたいと思います。
(Mark)


  • Japan Program……海外の従業員を一定期間、日本の本店各部等に派遣する育成プログラム。これまでに約200名が参加している。