三井住友フィナンシャルグループにおける、コンシューマーファイナンス事業の一翼を担うセディナ。矢田はいま、クレジットカードのショッピングリボ・分割払いの利用促進策を企画するカードファイナンス推進部に所属している。
この部署に着任してすぐ、彼女はショッピングリボ・分割払いの利用促進の企画に携わることになった。ミッションは、ダイレクトメールでのアプローチを主体に、ショッピングリボ・分割払いの利用者を拡大すること。彼女はそれまでの企画が、リボ払いの機能や仕組みを案内することに終始している点に注目。リボ払いは、商品性を正しく理解し、必要に応じて適切なタイミングで使っていただければ、お客さまにとって便利な支払い手段。そこで、自社データ分析ツールを利用して、過去にリボ払いを利用されたお客さまの属性や利用履歴などを分析。実際の利用シーンが思い浮かぶようなコンテンツを盛り込むとともに、お客さまの属性や利用タイプに合った支払方法やサービスの案内に変えた。
その新しい企画は好評を博し、従来のものに比べて、より多くのお客さまにリボ払いをご利用いただく結果に。なかでも彼女が最も嬉しかったのは、いままで利用のなかった層のお客さまの反応が良かったこと。生活の中で実際に利用する場面をイメージできるような内容にしたことが、お客さまに受け入れていただけたのだ。この時に培った、徹底してお客さまの立場に立って考える姿勢を、矢田はいまでも一番に心がけているという。
より多くの人にショッピングリボ・分割払いとの上手なつきあい方を伝えるため、彼女は今日も懸命に知恵を絞っている。