三井住友フィナンシャルグループ

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ショッピングリボ・分割払いの利便性を、もっと世の中の人々に体感してほしい。その案内役となるのが、私の使命。

株式会社セディナ カードファイナンス推進部 矢田 真佑美

三井住友フィナンシャルグループにおける、コンシューマーファイナンス事業の一翼を担うセディナ。矢田はいま、クレジットカードのショッピングリボ・分割払いの利用促進策を企画するカードファイナンス推進部に所属している。
この部署に着任してすぐ、彼女はショッピングリボ・分割払いの利用促進の企画に携わることになった。ミッションは、ダイレクトメールでのアプローチを主体に、ショッピングリボ・分割払いの利用者を拡大すること。彼女はそれまでの企画が、リボ払いの機能や仕組みを案内することに終始している点に注目。リボ払いは、商品性を正しく理解し、必要に応じて適切なタイミングで使っていただければ、お客さまにとって便利な支払い手段。そこで、自社データ分析ツールを利用して、過去にリボ払いを利用されたお客さまの属性や利用履歴などを分析。実際の利用シーンが思い浮かぶようなコンテンツを盛り込むとともに、お客さまの属性や利用タイプに合った支払方法やサービスの案内に変えた。
その新しい企画は好評を博し、従来のものに比べて、より多くのお客さまにリボ払いをご利用いただく結果に。なかでも彼女が最も嬉しかったのは、いままで利用のなかった層のお客さまの反応が良かったこと。生活の中で実際に利用する場面をイメージできるような内容にしたことが、お客さまに受け入れていただけたのだ。この時に培った、徹底してお客さまの立場に立って考える姿勢を、矢田はいまでも一番に心がけているという。
より多くの人にショッピングリボ・分割払いとの上手なつきあい方を伝えるため、彼女は今日も懸命に知恵を絞っている。

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業務インタビュー

ファイナンス商品の利用促進を図る。
私は入社後、マーケティング部でカード会員の顧客データの抽出分析業務に携わり、7年目にカードファイナンス推進部に異動しました。この部署は、カード会員に向けて、ショッピングリボ・分割払い、キャッシング・ローンなどのファイナンス商品全般の利用促進を図っていくセクションです。具体的には、DM(ダイレクトメール)や会員誌・メルマガなどを通じて商品の利便性をご案内したり、金利や手数料の優遇といったキャンペーンを展開したりしています。 さらに、ショッピングリボ等の利用限度枠の見直しや引き上げによるお客さまの利用環境の整備などを行っています。
私が担当している業務のひとつは、ショッピングリボなどの利用限度枠の維持・拡大です。年収情報が更新されていなかったり、年収証明書の期限が切れているお客さまは、クレジットカードの期限更新審査時にご利用限度枠が下がったり、なくなったりしてしまう可能性があるため、そのようなお客さまが継続的かつ安心してご利用いただけるよう最新の年収情報の申告を促しています。

会員へのダイレクトメールの企画に奮闘。
私が担当している業務のもう一つは、DMによるショッピングリボ・分割払いの利用促進です。お客さまごとの残高や利用状況にあわせてDMでプロモーションをしています。ショッピングリボ払い・分割払いは、手数料がかかることもあって、まだまだ抵抗を感じていらっしゃるお客さまが多いのが実状です。しかし、たとえば「今月だけリボ払いにする」「この額だけ分割払いにする」という利用も可能であり、そうした利便性や活用方法より多くのお客さまに知っていただくこと、それが私のミッションです。
現部署へ異動して早々に、私はひとつの企画を担当することになりました。内容は、リボ払いサービスの登録をお勧めするもの。従来のDMはリボ払いの機能や仕組みの説明に終始している感があり、企業目線で文字情報の多いものでした。そこで、抜本的な見直しを上司に提案し、構成やデザインを練り直すことになりました。

お客さま視点で制作したDMが成果をもたらす。
このDMの制作にあたっては、デザインのこだわりはもとより、お客さまの立場に立って、リボ払いに対してどのような不安を抱いているのか、どのような場面で役立つのかを徹底的に考えて、実際の利用シーンが想起できるような内容に刷新しました。
どのような仕上がりになるかドキドキしましたが、熟考の甲斐あって、従来の企画に比べてリボ払いサービス登録率が飛躍的に向上しました。

自らの企画が会社の業績に貢献していく醍醐味。
上司からは常々「計数感覚を持て」と言われています。DMを企画する際も「どれくらいの効果が見込めるのか」をきちんと数字で示すことを意識しています。たとえ美しいデザインに仕上っても、効果がなければ意味はありません。そして、効果のあるプロモーションを行うためには、企業側の理屈ではなく、お客さまの立場で徹底的に物事を考えることが重要です。悩みに悩み抜いて、ひとつの企画を作り上げ、それが成功した時の喜びは格別です。
リボ払いや分割払いは、使い方や使うタイミングによっては利便性の高い支払い方法です。まだできることはあると思います。より多くのお客さまにリボ払いや分割払いを体感いただき、そしてセディナファンになっていただくこと。それが自分の役割かつ使命だと強く心に刻み、日々の業務に取り組んでいます。

私の1日レポート

  • 通勤中はロックで気分高揚
    起床。朝食はごはん派で、毎朝お米の炊けるにおいで起きます。通勤中は大好きなロックを聴きながらテンションを上げて、今日の業務スケジュールを考えています。

  •  施策の効果を検証
    過去に実施した施策の実績を検証し、次の施策に向けて、どのような会員に向けてプロモーションすべきかを考えるためのデータ分析に取り組みます。自分が企画した施策の効果を初めて検証する時は、ドキドキしますが楽しみでもあります。

  • DMを校正
    進行中のプロモーションDMを校正。サービス内容や注意文言、問い合わせ先に間違いがないか、綿密にチェックします。デザインも重要で、お客さまに中身をみていただけるように季節感を出したり、表現にインパクトをもたせたりと知恵を絞って工夫します。

  • 業務整理とスケジュール確認
    今日の業務整理と明日のスケジュール確認をします。期日など漏れがないか確認し、部内提出書類等 すぐ対処できるものは可能な限りその日のうちにやっておきます。

  • 週1でドラムのレッスン
    残業は概ね1~2時間ほど。退社後は、週に一回、ドラムのレッスンに通っています。ビートを刻むのは気分爽快で、思いっきりドラムを叩いて仕事の疲れを吹き飛ばします。いい汗をかいた後は、ドラム仲間と楽しくお酒を飲みに行くことが多いです。

  • 入浴
    長めにお湯に浸かって1日の疲れを癒します。お風呂に入りながら本を読むのが大好きです。ここでゆっくり休んで明日への英気を養います。

休日の過ごし方

音楽が好きなので、ライブによく出かけています。私は関西出身で就職する際に上京したのですが、関西と比べて東京はライブハウスがたくさんあるのでとても楽しいです。ライブの情報をこまめにチェックしては、あちこちに足を運んでいます。あとは、映画を見たり、美術館を訪れたり…休日は、仕事のことは忘れてリフレッシュするようにしています。

私の「チカラ」分析

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  • 落ち着き力【4】
    忙しい、時間がない・・・こんな時こそ私の真骨頂。
    不測の事態での冷静さには自信があります。新入社員時代はなにかと慌てることが多かったのですが、先輩から業務のみだけではなく精神面についても多くのことを学び、今では冷静に対策を考えることができます。
  • 楽観力【4】
    元々楽観的な性格なので、壁にぶつかった時、忙しくて余裕がないときほど同僚と声を掛け合って、焦らずポジティブに、落ち着いて業務に取り組んでいます。
  • つっこみ力【5】
    昔の上司の教えで、常に「なぜ・どうして」と疑問を持つようにしていて、ミーティングでも意識的に質問をして、意見を述べるように心がけています。
    その勢いで時折上司のくだらないギャグに全力でつっこんでしまうこともあります。
  • 分析力【4】
    元々マーケティング部門に在籍したときに修得したデータ分析スキルが私の強みです。ターゲット抽出から効果検証まで、今の部署でもあらゆる場面で活用しています。
  • 飲みニケーション力【5】
    古い考えかもしれませんが、これが結構役に立っています。お酒が大好きなおかげで社内の知り合いもたくさん増えました。知らないメンバーがいても参加してしまうので、飲み会で出会った後、仕事で関わることも多々あり、業務上のコミュニケーション活性化に役立っています。

3年後の「なりたい」自分