SMBC信託銀行

SMBC信託銀行

2021年3月31日時点

(写真)SMBC信託銀行本社が入居する三井住友銀行東館

「外貨」「信託」「不動産」という3つの機能を強みとし、テーラーメイドな商品・ソリューションを提供する信託銀行。メガバンクグループとしては珍しく外資系企業のカルチャーを併せ持つユニークな銀行。

会社情報

商号 株式会社SMBC信託銀行
事業内容 銀行業務、信託業務
本社所在地 (2021年7月移転)
東京都千代田区丸の内1-3-2
代表者 荻野 浩三
従業員数 1,983名
Webサイト 株式会社SMBC信託銀行
財務情報
財務情報

沿革

SMBC信託銀行の源流は、米国の大手金融機関ケミカル・バンクが1986年に設立したケミカル信託銀行である。親会社の合併により1996年にチェース信託銀行と名称を変え、2002年にはフランスの大手金融機関ソシエテ・ジェネラルの100%間接子会社となりエス・ジー・信託銀行に改称、さらに2010年にソシエテジェネラル信託銀行に改称した。

ソシエテジェネラル信託銀行は、小規模ながらプライベートバンキング業務に特化した銀行として日本でビジネスを展開していたものの、世界金融危機以降のわが国経済・市場の低迷の影響で苦戦していた。その情報を入手した三井住友銀行は、同信託銀行の親会社であるソシエテ・ジェネラル宛てに直接買収を打診。その結果、2013年10月にソシエテジェネラル信託銀行を買収し、SMBC信託銀行と改称した。

翌2014年には、米国の大手金融グループのシティグループが、日本におけるリテール事業から撤退することを決定。入札を経て、三井住友銀行とシティグループは、SMBC信託銀行が事業を取得することで合意した。SMBC信託銀行は2015年11月に、シティバンク銀行のリテールバンク事業を統合し、同事業を「PRESTIA<プレスティア>」のブランドで展開した。

(画像)SMBC信託銀行プレスティアのロゴマーク
SMBC信託銀行「PRESTIA<プレスティア>」
のロゴマーク

買収・事業統合により、「外貨」「信託」「不動産」という3つの強みを持つに至ったSMBC信託銀行は、その後もグループ各社と連携・協働しながら着実に事業規模を拡大させ、SMBCグループの「個性溢れる信託銀行」として、独自の商品と優れたサービス、ソリューションを提供している。