大量生産・大量消費を前提とした経済活動による環境負荷の結果として、気候変動が後戻りできない状況に差し掛かっていることは世界の共通認識になってきています。その対策として、資源を循環させながら経済活動を行うサーキュラー・エコノミーが実践されつつあります。
サーキュラー・エコノミーは、利用後の回収を前提として、生産から回収までをデザインすることからはじまります。素材や製品のリサイクル・リユースによって環境への負担を減らすこれまでのアプローチとは考え方から異なっています。つくる人、使う人、回収する人、サプライチェーンに関わるすべての人の連携・オープンイノベーションから生まれるサービスは新たな事業のあり方を示唆しています。
今回のイベントでは、サーキュラー・エコノミー実現に向けて実践者として正面から取り組まれている企業の担当者をゲストに招いてお話を伺います。どこに注目して事業機会をみつけたのか、どのように自社の強みを再発見したのかをお伺いしながら、サステナブルな社会を実現させるための事業のあり方について探索していきます。