2018年度 CSR活動報告

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厚生労働省主催の「認知症バリアフリー」に関する懇談会に参加しました

3月8日、厚生労働省が主催する「認知症バリアフリー」に関する懇談会に参加しました。
この懇談会は、厚生労働大臣が「認知症バリアフリー」に関する取組や課題について、金融、交通、小売、住宅など、国民の生活に密着している業界を代表する企業8社と意見交換を行うため開催されたもので、金融グループの一つとして当社が選定されました。

日本では、高齢者の4人に1人が認知症またはその予備軍とされ、今後も増加が見込まれます。そのため、認知症の予防に関する研究及び研究成果を実用化するための取組と、認知症を発症しても、住み慣れた地域で安心して暮らせるための「認知症バリアフリー」の取組について、車の両輪のように進めていく必要があるとされています。

SMBCグループでは、金融機関の役職員として認知症への正しい知識と対応方法を身に付けるため、これまでに約16,000名(2018年3月末時点)の認知症サポーターを育成してきました。さらに、高齢者を含む多様なお客さまへの対応レベルの向上を図るため、2015年度より、「ユニバーサル」という概念で施策を展開しており、その一環として、ユニバーサルマナー研修や、サービス・ケア・アテンダント資格の取得、外部有識者をお招きした勉強会の開催も行っています。

SMBCグループの具体的な取組については、こちらをご覧ください。

SMBCグループは、今後も引き続き、すべてのお客さまが安心してご利用いただける店舗づくりやサービスの提供に取り組んでいきます。

第1回「認知症バリアフリー」に関する懇談会の様子