ニュースリリース


株式会社三井住友フィナンシャルグループおよび株式会社三井住友銀行の組織改定について(1/1)


平成24年3月27日

 

各  位

 

                   株式会社 三井住友フィナンシャルグルー

株式会社 三井住友銀行

 

 

 

株式会社三井住友フィナンシャルグループおよび

株式会社三井住友銀行の組織改定について

 

 

 

 株式会社三井住友フィナンシャルグループ(取締役社長:宮田  孝一、以下「SMFG」)及び株式会社三井住友銀行(頭取:國部  毅、以下「SMBC」)は、4月2日付で組織改定を実施いたします。

 

 今回の改定は、昨年公表しました中期経営計画における戦略施策の着実な実行のため、グループ内の企画・業務推進機能を強化するとともに、併せて、内部管理態勢の強化・効率化を図るものです。

 

 具体的な組織改定の概要を、以下の通りお知らせいたします。

 

 

 

1.中期経営計画における戦略施策の着実な実行に向けた態勢整備

 

(1)決済ビジネスの強化

 

    @ 統括機能の強化(決済企画部の設置) [SMFG、SMBC]

 

中長期的かつグループ横断的な視点で、決済ビジネス全般に係る戦略企画・業務企画を行う機能を強化するとともに、様々な業務・地域に跨って示現する決済リスクの管理を強化するため、SMFG企画部部内室「決済企画室」の機能を拡充し、独立部「決済企画部」に改定いたします。また、SMFGと同様に、SMBCにおいても、経営企画部の部内室「決済企画室」を独立部「決済企画部」に改定いたします。

 

    A 法人のお客さま向けの業務推進機能の集約・強化
(トランザクション・ビジネス本部の設置)
[SMBC]

    

 

法人のお客さまの決済ニーズ及び付随するファイナンスニーズに対応する各部の連携を強化し、より一体的、かつ機動的に商品・サービスをご提供出来るよう、国際・企業金融・法人の3部門に跨る「トランザクション・ビジネス本部」を設置し、「EC業務部」「グローバル・アドバイザリー部」及び「アセットファイナンス営業部」を同本部に集約いたします。

 

B 個人のお客さま向けの決済・ファイナンス事業に係る企画・管理態勢の強化[SMFG、SMBC]

 

個人のお客さま向けの決済・ファイナンス事業をグループベースで強化していくため、SMFG「カードビジネス事業部」に、クレジットカード、信販等の決済業務に携わるグループ会社、及び消費者金融業務に携わるグループ会社に係る管理機能を集約し、部名を「CF決済事業部」に変更いたします。また、SMFGと同様に、SMBCにおいても、「CF決済事業部」を設置いたします。

本年4月にSMFGの完全子会社となりますプロミス株式会社や、決済代行事業の再編により株式会社セディナの完全子会社となりますSMBCファイナンスサービス株式会社も、同部が所管いたします。

   

(2)個人向け金融コンサルティングビジネスの強化(個人部門の再編)

   

@        資産運用、資産承継等に係るコンサルティング機能の強化
(ウェルスマネジメント推進部の設置)
[SMBC]

 

コンサルティング力を更に強化し、多様化する個人のお客さまのニーズにより肌理細かくお応えするため、「コンサルティング事業部」の部内部として、資産運用、資産承継等に係るフロントサポート機能を集約した「ウェルスマネジメント推進部」を設置いたします。また、これに伴い、機能・役割分担を一部見直し、「コンサルティング事業部」の部内室「個人商品開発室」を廃止いたします。

 

A        複合取引推進態勢の強化 [SMBC]

 

住宅ローン等のお客さまを含めた幅広いお客さまへのマーケティング機能を強化し、ライフイベントに応じた多種多様な金融商品・サービスの複合取引推進を強化するため、「マスリテール事業部」及び「ローン事業部」を、「リテール事業部」及び同部の部内室「ローン事業室」に再編いたします。

また、その他個人部門内の機能・役割分担の見直しを行い、個人統括部の部内室「マーケティング企画室」は廃止いたします。

 

(3)法人向けソリューションビジネスの強化(投資銀行部門の再編)

 

   

@        本邦に所在する業務推進部署の再編

(ア)プロジェクトファイナンス営業部の設置 [SMBC]

 

海外を中心に成長著しい資源・インフラビジネス等に係る資金ニーズへの対応を強化するため、「ストラクチャードファイナンス営業部」からプロジェクトファイナンス等の業務を分離し、「プロジェクトファイナンス営業部」を設置いたします。また、今後の成長期待が高い「環境」「資源」「水」「新エネルギー」等の産業分野への対応力を一層強化するため、行内横断的に設置した「成長産業クラスターPT」と環境ビジネスを所管する「環境ソリューション室」の機能を統合し、「プロジェクトファイナンス営業部」の部内室「成長産業クラスター室」に改定いたします。

 

(イ)ファイナンシャル・ソリューション営業部の設置 [SMBC]

 

多様化・高度化する法人のお客さまの資金調達ニーズに、案件の初期段階から、より肌理細かくお応えするため、「シンジケーション営業部」及び「証券ファイナンス営業部」の所管プロダクトを一部見直すほか、各プロダクト部署に跨る難易度の高い案件等にオーダーメイドで対応する「ファイナンシャル・ソリューション営業部」を設置いたします。

 

   A 豪亜地域に所在する業務推進部署の再編
(アジア投資銀行営業部の設置)
[SMBC]

 

海外の中でもとりわけ大きな成長が期待される豪亜地域において、多様な現地企業ニーズに、より一元的かつ肌理細かくお応えするため、同地域に所在する「アジア・プロダクト推進部」、「アジア営業部」、及びストラクチャードファイナンス営業部(豪亜地域駐在)の機能を統合し、「アジア投資銀行営業部」及び同部の部内室「ファイナンシャル・ソリューション室」に再編いたします。

 

 

2.内部管理態勢の強化・効率化

 

(1)オペレーショナルリスク管理の効率化 [SMBC]

 

リスク統括部における、より一体的な運営を確保するため、同部の部内室「オペレーショナルリスク管理室」を廃止いたします。

 

(2)コンプライアンス管理態勢の強化・効率化 [SMBC]

 

法人関連のコンプライアンス機能を集約し、強化するため、総務部の部内室「金融商品コンプライアンス室」に、同じく部内室である「独占禁止法モニタリング室」を統合いたします。

 

(3)IT企画・管理態勢の強化・効率化 [SMBC]

 

各種システムに係る企画・管理機能の集約・一元化により、各業務部門等に対するIT企画支援機能の強化及びIT人材の有効活用等を図るため、「情報システム企画部」と「IT業務推進部」を「システム統括部」として統合し、同部の部内室として「IT業務推進室」及び「情報活用推進室」を設置いたします。

なお、情報活用推進室は、情報の集約・活用に係る部門横断的な企画・推進を所管いたします。

 

(4)CREマネジメント態勢の強化 [SMBC]

 

不動産管理の高度化・効率化にグループ横断的に取組み、不動産関連コストの削減等を実現するため、管理部の部内室「CREマネジメント室」を設置いたします。

 

 

以  上

 

 

                          新旧組織図 別添





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