SWIFT
Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication
類義語:
- 国際銀行間金融通信協会
 
世界中の銀行が加盟し運営する共同組合、国際銀行間金融通信協会(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)の略であり、この組合が運営する金融機関を繋ぐネットワークシステムを指す。国際貿易や外為取引のための標準的な送金プラットフォームである。
SWIFT(スイフト)とは?国際送金の仕組みをわかりやすく解説
Swiftとは
1973年にベルギーに設立された、金融機関による国際共同組合です。本部はブラッセル郊外のラ・ユルプにあります。
200以上の国と地域の11,000行の金融機関が加盟しています(2025年現在)。
高い安全性と信頼性が確保された国際的金融メッセージ送受信インフラを提供しています。
外国送金において
仕向送金や被仕向送金において、銀行間で代金の受け払いを代行し合う契約を締結した相手方の銀行(コルレス銀行)とやりとりする際に使用されるメッセージの代表例が「MT103」と呼ばれるものです。
MTとはMessage Typeの略語です(以下図の「②SWIFTによる支払指図」にて使用)。
ほかにも、MT202(金融機関間の資金移動)、MT700(信用状の開設)など、その業務分野や機能に応じて番号が決められています。
変革期を迎えるSwift
Swiftでは、長年使ってきた「メッセージ電文」を新たなものに変更するという大きな変革を進めています。
従来は、「MT」(メッセージ・タイプ)と呼ばれる固定長のメッセージを使っていましたが、これを可変長で金融の国際標準メッセージである「ISO 20022」に準拠した「MX」という新たなメッセージに変更するプロジェクトを進めています。
当行においても、新フォーマットに準拠した入力フォームの改定等を計画しています。
 
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