重点課題の特定プロセス

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特定プロセス

SMBCグループは、社会動向やステークホルダーの視点を踏まえ、2013年度に従来の優先課題を見直し、中長期的な重点課題として、新たに「環境」「コミュニティ」「次世代」の3テーマを特定しました。

具体的なステップとしては、まず課題の抽出・優先順位付けを行い、次に有職者との対話によって重点課題を特定。取り組むべき重点課題として、SMBCグループの経営会議において報告・承認を得ました。その後も、有識者ダイアログや社内外のアンケートを通して意見収集を行いながら、継続的に課題の見直しを図っています。

ステップ1
課題の抽出・優先順位付け

GRIガイドライン(G4)やISO26000のフレームワークを活用し、当社グループ各社参画のもと、約150のCSR課題を網羅的に抽出しました。これらの課題についてはステークホルダーの視点を踏まえて相対的に優先順位付けを行い、「中長期的な重点課題(環境、コミュニティ、次世代)」と「盤石な経営基盤に不可欠な取り組み課題」に整理しました。

優先順位付けにおける参考基準

ステークホルダーにおける重要性

  • GRIガイドライン(G4)などの国際的なフレームワーク
  • SRI調査項目や指摘
  • サステナビリティ推進委員会戦略アドバイザーからの指摘

SMBCグループにおける重要性

  • グループ10社(当時)からの重点課題
  • 経営理念、SMFG中期経営計画との適合性
  • サステナビリティ推進におけるリスクと機会(企業価値向上)の考慮

ステップ2
有識者ダイアログによる検証・特定

2014年2月、「中長期的な重点課題(環境、コミュニティ、次世代)」と「盤石な経営基盤に不可欠な取り組み課題」において、考慮・認識すべき課題にズレや不足がないか、社会性、環境、グローバル課題の視点で検証するため、有識者の皆さまとのダイアログを実施しました。その後、いただいたご意見をもとに課題の修正を行い、SMFGとして取り組むべき重点課題について有識者のご了解を得て特定しました。

ステップ3
当社グループ経営層への報告・承認

2014年3月、SMFGとして取り組むべき重点課題について、サステナビリティ推進協議会・サステナビリティ推進委員会を経て、当社グループの経営会議において承認を得ました。また社内外のステークホルダー、グループ各社とのディスカッションを通じたレビューを交え、具体的な取組手法を検討することについても承認を得ました。

ステップ4
エンゲージメントによるレビュー

2014年7月以降、社内研修時の従業員アンケートや、SMBCグループとして取り組むべき重点課題を掲載したCSRレポートでの社外アンケートなどを通じて、社内外の意見を収集しました。その他、ステークホルダーの皆さまとの対話を通じ、時代に合わせて取り組むべき課題の見直しを図っています。
2019年9月および11月、「SMBCグループ サステナビリティ宣言」の策定にかかるステップとしてダイアログを実施し、有識者より重点課題に対するレビューを受けました。

ステークホルダー・エンゲージメントの詳細は、下記をご参照ください。