2022年度 活動報告

SMBCグループライジング基金2022年度寄付先が決定しました

SMBCグループライジング基金は、有志役職員の給与から毎月天引きする積立募金(一部振込)をもとに、寄付を通じて国内外の様々な社会課題の解決につなげる取組です。

この度、同募金に寄せられた役職員の寄付金および当社マッチングギフトを下記団体に約1,500万円寄付いたしました。

2022年度寄付先団体(50音順)

団体名 事業名 助成金額(円) 活動地域
特定非営利活動法人アクセプト・インターナショナル 困窮状態にあり孤立し、非行に繋がる恐れのある子どもたちへの緊急居住支援、および生活支援 2,996,719 国内
NPO法人エデュケーションエーキューブ 事業の持続可能性を高めるためのバックオフィス強化プロジェクト 3,000,000 国内
特定非営利活動法人SALASUSU 貧困層の子どもを教室で支える!学校教師最初の30人育成事業 2,997,960 海外
特定非営利活動法人チャイボラ 社会的養護における施設横断型の新任職員研修プロジェクト 3,000,000 国内
社会福祉法人ベタニヤホーム アウトリーチパントリー3.0 -パントリーカフェの展開- 2,937,600 国内

選考結果について

当社は、ステークホルダーとともに社会課題の解決に貢献していくため、「環境」「コミュニティ」 「次世代」を3つの重点課題としています。今回の取組は、「次世代」における課題の解決に貢献するものです。2022年度は特に、「子どもの貧困」というテーマといたしました。なお、2023年度重要課題を見直しております。

寄付先の選定においては、昨年11月に一般公募寄付先募集を開始し、書類審査や役職員投票を経て、審査会を実施し、審査基準に基づいて本件寄付で想定される社会へのアウトカムやインパクトをもとに総合的に評価を行い決定しました。また、2023年度は本基金の活動をテーマに社会的インパクト評価実施を予定しています。

応募については、「子どもの貧困」という事業内容において、様々な領域や地域からご提案をいただき、当社としてもこの分野の課題の深刻さや重要性について学びの機会となりました。ご応募いただいた団体の皆さまに、あらためて感謝を申し上げます。

その上で、寄付先として決定した団体には以下のような特徴がありました。

  1. 役職員投票にて多くの役職員から支持を得た団体であること。
  2. 取り組む社会的課題についての対象者のニーズと課題を生み出す構造の両者が的確に分析されており、課題解決のために的確な事業内容となっていること。
  3. これまでの事業や組織の課題が絞り込まれており、計画に取り組むことで、確実性が高く、インパクト創出が見込まれること。
  4. 社会的インパクト評価に取り組む意欲があり、評価の体制を整えている、または整える準備ができていること。

2022年度の寄付先団体には、寄付の実施に加えて、情報提供への協力や役職員との交流なども通じて団体への支援を進める予定です。

今後も、地域・社会の皆さまが安心して健やかな暮らしをおくれるよう、SMBCグループ従業員のライジング基金が一助となれるよう活動を続けてまいります。