2023年度 活動報告

子どもたちへの教育機会の提供に向けた取組について

2023年度、SMBCグループは取り組むべき重点課題(マテリアリティ)として「環境」、「DE&I・人権」、「貧困・格差」、「少子高齢化」、「日本の再成長」の5つを新たな重点課題と定めています。

重点課題(マテリアリティ)の改定について_2023年4月3日(193KB)

新たな重点課題の一つと定めた「貧困・格差」の解決へ積極的な支援を行い、社会的価値の創造を目指した以下の2つの取組を公表いたしました。

1. チャンス・フォー・チルドレンと協働し「SMBCグループ・スタディクーポン」を創設

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(以下、「CFC」)では経済困窮家庭の子どもたちに、学習塾や習い事等、幅広い学校外教育の場で利用できる“スタディクーポン”を発行し、学びの機会を提供しています。
今回CFCと連携し、「SMBCグループ・スタディクーポン」事業への支援として2023~2025年度の3年にわたり3億円の提供を予定し、CFCへの人材派遣を通じた事業の企画・運営、社員による金融経済教育プログラムの提供やボランティア、プロボノ等を通じて、将来を担う子どもたちの可能性を広げる支援を行っていきます。

<「SMBCグループ・スタディクーポン」事業のイメージ>

「SMBCグループ・スタディクーポン」事業のイメージ
写真左:CFC代表理事 今井 悠介様/写真右:三井住友フィナンシャルグループ 執行役員グループCSuO 髙梨 雅之

(写真左:CFC代表理事 今井 悠介様/写真右:三井住友フィナンシャルグループ 執行役員グループCSuO 髙梨 雅之)

2. 公文教育研究会と協働した児童養護施設への学習支援

株式会社公文教育研究会(以下、「KUMON))の掲げる理念と、SMBCグループの重点課題の基本的な考え方に共通する、次世代を担う子どもたちへの教育・挑戦の機会等を提供する取組の一つとして、児童養護施設の子どもたちに公文式教育を協働して提供します。
また、SMBCグループでは、社員のボランティアによる金融経済教育を通じた将来の自立支援、学習に必要となるタブレットの提供、大学進学を希望する子どもたちに対する受験費用の一部の支援を行います。

<児童養護施設での学習の様子>

児童養護施設での学習の様子

今後もSMBCグループは、子どもの成長と可能性を最大限に引き出すため、教育・挑戦の機会の提供をはじめとする様々な取組を実施してまいります。