Vol.12 SMBC TOKYO SOLUA 仕事とスポーツの両立がもたらす社会的な価値を体現していくVol.12 SMBC TOKYO SOLUA 仕事とスポーツの両立がもたらす社会的な価値を体現していく

SMBCグループ 中期経営計画 〜幸せな成長へ〜
提供:SMBCグループ

三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)では「人材こそが最も大切な財産」という信念のもと、多様なキャリアを支える取り組みを進化させている。その象徴とも言えるのが、女子バスケットボールチーム「SMBC TOKYO SOLUA」だ。2025年に女子バスケットボールのトップリーグWリーグフューチャーに参入した。その意義はどこにあるのか。三井住友銀行頭取CEOの福留朗裕氏と選手たちにフリーアナウンサーの宇賀なつみ氏が話を聞いた。

※本記事は2026年2月27日に日経電子版広告特集で公開されたものです。掲載内容は公開当初のものであり、最新情報と異なる場合があります。

女性アスリートのための
キャリア形成を支援したい

宇賀なつみ氏
フリーアナウンサー
宇賀なつみ氏

宇賀 SMBCグループとしてスポーツに関わる意義はどこにあるのでしょうか。

福留 これまでもラグビー日本代表、プロ野球の日本シリーズ、プロダンスリーグなど数々のスポーツを応援してきたことで、スポーツ好きの銀行などと言われることもありました。スポーツにはチームプレーや持続的な努力、目標の達成などビジネスに通じるところが多く、応援することでSMBCグループ内にも良い影響があると思っています。

ただ、今回のように自社で企業スポーツチームを持つのは初めてです。そこには私のトヨタ自動車時代の経験が大きく関係しています。トヨタ自動車はいくつものスポーツチームを持っていて、仲間として応援する時の一体感があります。それを見てSMBCグループのみんなにもその感動を味わってもらいたいと考えるようになっていました。

福留朗裕氏
三井住友銀行 頭取CEO
福留朗裕氏

宇賀 どんな経緯で新チームの発足に至ったのでしょうか。

福留 何かやりたいと考えていた時に、女子バスケットボールのWリーグが2部制になってチーム数を増やすという話を聞きました。当行にはもともと女子バスケットボールチームがあり、1955年創部と実業団チームの中でも特別な歴史を持っています。その存在を知っていたので、この機会にWリーグに参入することを決断しました。

もう一つ、女性アスリートのキャリア支援という大きなテーマへの挑戦という意味もありました。セカンドキャリアが見えない中で、競技生活を続けられる女性アスリートは少なく、それを銀行として支援してキャリアモデルを提示していくことは、社会的に大きな意義があると考えました。

左より宇賀なつみ氏、福留朗裕氏

実際にチームが発足するためには苦労も多かったと思いますが、私自身はとても楽しみにしていて、プロジェクトに関わっている人たちも前向きに取り組んでくれました。ホームゲーム開幕戦の2試合には両日ともに5000人近い社員が応援に駆けつけてくれました。

予想通り苦戦はしたのですが、メンバーは最後まで気持ちの入ったプレーを見せてくれて、応援に来た社員たちからも好評でした。従業員エンゲージメントという面でも大きな効果があると手応えを感じました。

周囲の協力があってこそ
仕事との両立が可能になる

宇賀 銀行員として仕事をしてきたお二人はWリーグへの参入をどう受け止めたのでしょうか。

久冨彩乃氏
SMBC TOKYO SOLUA
久冨彩乃氏

久冨 最初に聞いた時は驚きました。会社のクラブ活動の一環として好きでバスケットをやっていたという感じでしたし、「まさか本当にトップレベルに挑戦するの?」と思いました。

プロジェクトの立ち上げから関わって、銀行として四半世紀ぶりの企業スポーツヘの挑戦であったため、人事制度や経費の管理方法など悩むところもありましたが、自分にとって貴重な経験になりました。すでに選手としては引退していたのですが、復帰して選手として関わることで、選手がプレーしやすい環境を整えることができたことも良かったと思っています。

中村和泉氏
SMBC TOKYO SOLUA
中村和泉氏

中村 Wリーグに参入すると聞いた時は私も驚きました。もちろん挑戦してみたいという気持ちはありましたが、年齢を考えて少し悩みました。ただ、周囲の人たちから「こんなチャンスはないから、チャレンジしたら」と言われ、仕事についてもサポートしてくれる体制をとってもらい、挑戦することにし、キャプテンも引き受けることを決心しました。

福留 銀行に入ってついでにバスケットをやっているという感じの人たちがどう反応するのか心配でしたが、驚きながらもとても前向きに捉えてくれていたと聞いて「やはりアスリートは強気だな」と感じました。

二人はベテランで職場でも相応のポジションにいるので、ハードルは高いと思います。職場の理解と協力がないと両立は難しいと思いますが、日本のトップリーグで活躍する選手が同じ職場にいることは大きな刺激になりますし、応援することで一体感が生まれるという相乗効果も期待しています。

左より福留朗裕氏、宇賀なつみ氏

引退後も働き続けられる
安心感が入社の決め手に

宇賀 どのようなスケジュールで日々を過ごしているのでしょうか。

宇賀なつみ氏

中村 マーケティング企画を担当しているのですが、定時に仕事を切り上げて、午後6時から練習をしています。「そろそろ練習にいく時間だよ」と声をかけてくれたりして、周囲の皆さんが一丸となって支えてくれている環境にはすごく感謝しています。

久冨 毎日練習があって、週末は試合があったりして、なかなかハードな毎日ですが、体を動かすことで、ストレス発散にもなっています。ただ、練習後に食事を作るのは結構大変なので、管理栄養士に練習量に合わせて栄養価計算を行い、監修いただいたお弁当を選手に支給するなどの工夫をしています。

また、日本代表を経験しているスタッフにもチームに加入いただいて、コーチやスタッフには大変恵まれています。そうしたところでも会社の配慮に感謝しています。

福留 銀行は様々なお取引先があるので、協力してもらったりアイデアをもらったりして、ノウハウを教えてもらいながら、データ活用など私たちならではの新しいやり方にも積極的にチャレンジしていこうと考えています。

手前より福留朗裕氏、久冨彩乃氏、中村和泉氏、島村きらら氏

宇賀 新人として入社した島村さんはどんな理由で三井住友銀行に就職したのでしょうか。

宇賀なつみ氏
島村きらら氏
SMBC TOKYO SOLUA
島村きらら氏

島村 Wリーグでやってみたいという夢を持ってはいましたが、選手として続けられる期間には限りがあるので、引退した後も安心して働き続けられる環境があることは自分にとってプラスだと思って、バスケットと仕事を両立できるところが良いと考えていました。

そんな時にSMBCがWリーグに新たに参入するというすごいタイミングで、自分の希望と重なる部分が多かったので、SMBCへの入社を決めました。入社してからは2カ月半の研修を受けて、今はコールセンターで午後3時40分まで働いて、その後は練習という毎日です。先輩たちもフレンドリーで、声をかけてくれるので、良い雰囲気の中で過ごしています。

中村 新人ながら即戦力としてチームを引っ張ってくれています。ベテラン勢は新人たちが伸び伸びとプレーできる環境をつくっていくことが大切だと考えて気を配っています。

左より島村きらら氏、中村和泉氏、宇賀なつみ氏、福留朗裕氏、久冨彩乃氏

グループ内にも社会にも
光の輪を広げる存在に

宇賀 今後に向けてどんな目標を持っているのでしょうか。

中村 チーム名の「SOLUA」はポルトガル語で太陽を意味する「SOL」と月を意味する「LUA」から作った造語ですが、その名前に込められている二面性を意識して、仕事と競技の両立を体現していくことで、女性アスリートの目指すキャリアモデルになっていきたいですね。

競技に関しては5年でWリーグの上位リーグであるプレミアディビジョンに入って、10年後には優勝するという目標を達成したいと考えています。

福留 2つの面で輝く光になってもらいたいですね。SMBCグループで働く人たちに良い影響をもたらし始めていますが、その光の輪をどんどん広げていってもらいたいのと、社会に対して女性アスリートの支援にチャレンジする金融グループであることをアピールできる存在になってもらいたいですね。

  • 福留朗裕氏
  • 宇賀なつみ氏
  • 宇賀なつみ氏
  • 福留朗裕氏

日本では女性アスリートが活躍する機会はまだまだ少ないと思います。その選択肢を広げるという意味合いもありますが、もしチームからオリンピック選手が出るようなことになれば、SMBCグループとしても大きく盛り上がるはずです。そうした成果を出すためにも会社として柔軟に支援体制を整え、社員たちを巻き込んでいきたいと考えています。

Profile

集合写真

福留朗裕氏

1985年一橋大学経済学部卒業、三井銀行(現三井住友銀行)入行。市場・海外部門で経験を重ね、カナダ三井住友銀行社長などを歴任。2015年三井住友銀行常務執行役員。2018年トヨタ自動車常務役員・トヨタFS社長。2021年三井住友銀行専務執行役員。2023年4月から現職。

久冨彩乃氏

2015年に三井住友銀行へ入行。支店にて個人の資産運用コンサルティング業務に従事する傍ら、女子バスケットボール部に入部。2018年にSMBC日興証券へ出向し、2024年に三井住友銀行へ帰任し、社会的価値創造推進部にてSOLUA立ち上げ、Wリーグ参入準備などを担当。2025年10月よりSMBC TOKYO SOLUAとしてWリーグに参入し、業務と両立し選手としてプレー。大学時代は早稲田大学にてプレーし、インカレ優勝などを経験。

中村和泉氏

2017年入行。個人のマーケティングや企画を行う業務に従事する傍ら、女子バスケットボール部に入部。2025年5月より業務においては管理職も務める。2025年10月よりSMBC TOKYO SOLUAとしてWリーグに参入し、チームではキャプテンを務める。業務と両立し選手としてプレー。大学時代は早稲田大学にてプレーし、インカレ優勝などを経験。

島村きらら氏

2025年入行。数カ月の研修期間を経てコールセンター業務に従事し、SMBC TOKYO SOLUA一期生として入部。大学時代は強豪の東京医療保健大学でプレーし、4年間すべてインカレ決勝を経験。優勝・準優勝を含む実績を持つ。

宇賀なつみ氏

東京都出身。2009年にテレビ朝日に入社し、『報道ステーション』の気象キャスターとしてデビュー後、『グッド!モーニング』『羽鳥慎一モーニングショー』など、情報・バラエティ番組を幅広く担当。2019年にフリーランスとなり、現在は、テレビ朝日系『池上彰のニュースそうだったのか!!』、フジテレビ系『土曜はナニする!?』、TOKYO FM『SUNDAYʼS POST』などに出演するほか、朝日新聞デジタル&トラベル「わたしには旅をさせよ」、ananでの連載「Food topics」でも執筆中。著書に『じゆうがたび』(幻冬舎)。

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