日本の再成長

SMBCグループは、金融機能を最大限発揮し、多様なリスクテイクやDX支援等を通じてお客さまのビジネスモデル変革を促すとともに、新たな産業育成に貢献し、日本の自律的な再成長を強力に後押します。お客さまの成長ステージに応じた、グループ一体でのファイナンスソリューションを提供すべく、スタートアップ企業向けの投融資を2023年度からの3ヵ年で1,350億円実行するとのKPIを掲げました。2023年7月に総額300億円のグロースファンドを立ち上げ、日本発のユニコーン企業創出に向け1社当たり数十億円の投資を行っているなど、着実に取り組みを進めています。起業支援やビジネスマッチング等を通じた、スタートアップのエコシステム構築もサポートしています。

日本の再成長

地方創生ビジネス

四国水族館
四国水族館
古民家をリノベーションした宿泊施設(イメージ)
古民家をリノベーションした宿泊施設(イメージ)

SMBC信託銀行は、水族館の土地、建物を信託財産として受託し、水族館の設計、管理、運営のサポートなどを通じて、地方創生に貢献しています。

また、三井住友ファイナンス&リースでは、2019年1月の西日本鉄道・福岡銀行・福岡県太宰府市による古民家宿泊事業への参画を皮切りに、地場企業と連携した観光振興を軸とする地方創生事業に取り組んでいます。

同年9月に南都銀行と奈良県において創設した地方創生ファンドによる、古民家再生事業や地場産業への資金提供に続き、2022年7月に、新たに西武リアルティソリューションズ・埼玉県秩父市等とタイアップし、登録有形文化財を含む歴史的建造物を活用した新たな観光拠点作りにも参画しました。

このように、SMBCグループは地域観光への事業パートナーとしての参画やリースを始めとするさまざまなファイナンスサービスの提供を通じて、観光事業の振興による地方創生に貢献しています。

成長産業分野への支援

SMBCグループでは、次世代につながる社会・経済成長の実現に向けた「イノベーション」を促進するため、三井住友銀行・SMBCベンチャーキャピタル・SMBC日興証券を中心とした グループ各社が一体となり、成長企業への一気通貫した支援に取り組んでいます。

具体的には、新規事業創出プログラム「未来X」(詳細後述)にてシード・アーリー期の成長企業を対象にしたアクセラレーションプログラムの実施や、協業サポートプログラムによる事業会社との協業支援、三井住友銀行によるファイナンス支援、さらにはSMBCベンチャーキャピタルによる出資、SMBC日興証券によるIPO支援等SMBCグループ一体での成長企業支援に取り組んでいます。

主な取組

日本の成長戦略の基盤となる新規事業創出プログラム「未来X」

SMBC

「未来X(mirai cross)」とは、①シード・アーリー期の成長企業を対象にしたアクセラレーションプログラム②SMBCグループがサポートする成長企業とのオープンイノベーションや事業創出を推進する協業サポートプログラム③成長企業等に関する各種セミナー・イベント、この三本の柱を軸にしたプログラムを通じて、様々なステージの成長企業とのネットワーク構築や協業実現に向けたサポートを行っています。

未来X
新規事業創出プログラム「未来X」新しいウィンドウが開きます

(未来Xのサイトに移動します)

中小事業者へのキャッシュレス導入支援

SMCC

連結子会社であるSMBC GMO PAYMENT株式会社が提供する決済サービス「stera pack」により、全国で中小事業者のキャッシュレス決済導入をサポートしています。

stera packは、クレジットカード、電子マネー、コード決済など30種類以上のキャッシュレスサービスを1台で提供できる高機能端末「stera terminal」を、毎月のサービス利用料のお支払いで利用できるサービスです。決済以外にも、stera pack専用の集客・販促アプリ「おみせポケット」を標準搭載し、店舗業務の効率化にも役立てられます。

今後も中小事業者へのキャッシュレス決済導入支援を通じて、日本のキャッシュレス化促進に貢献していきます。