役職員の募金活動

SMBCグループライジング基金

SMBC

SMBCグループライジング基金は、有志の役職員の給与から毎月天引きする積立募金です。2024年3月現在、約7,300名が加入しており、会社からも一部金額を上乗せして寄付を行っています。

本基金は、2020年度までは三井住友銀行のみで運営しておりましたが、2021年度より、社会的インパクトの創出により複雑化の一途をたどる社会課題の解決に貢献するため、グループ会社へ拡充しました。また、寄付先の選定において、一般公募制を導入し、書類審査や団体によるプレゼンテーション発表、役職員による投票等を実施し、2023年度は約1,500万円寄付することとなりました。

2023年度寄付先

2023年度はSMBCグループライジング基金の社会的インパクト評価を実施しました。
社会課題解決への貢献度合いを可視化し、継続に資する活動であることを検証しました。また、支援先団体が社会的インパクト評価の仕組みを習得し、事業成果を可視化することでよりインパクトあるプロジェクトへの改善や高度化に繋げることを企図しています。
実施にあたっては特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパンに協力いただきました。

「SMBCグループライジング基金」の全体図

SMBCグループライジング基金

「約束の杜」

SMBCCF

SMBCコンシューマーファイナンスは、社会貢献を身近に考え参加できる仕組みとして、役職員自らが寄付先と月々の寄付金額を給与天引きにて参加できる「約束の杜」を2007年に導入しました。寄付先は未来を担う子どもたちのための児童養護施設助成事業(全国児童養護施設協議会)や児童自立生活援助事業(全国自立援助ホーム協議会)、聴導犬育成事業(社会福祉法人日本聴導犬協会)から選択することができ、従業員の寄付金額に対して同社からも資金を上乗せするマッチングギフト制度を取り入れています。

海外における社会貢献活動

SMBC Group Global Volunteer Day

SMBC Group

国連が定める国際ボランティア・デー(12月5日)の時期に合わせて、海外拠点と連携したボランティアイベント「SMBC Group Global Volunteer Day」を開催しました。日本では、12月6日にグリーンスタンプ等を専用台紙に貼るボランティア活動やフェアトレード商品販売会を開催したほか、ワクチン寄付に繋がる古着回収を実施しました。

また、海外の各拠点においても国際ボランティア・デーの時期に、地域の特性に応じた様々なボランティア活動を行いました。

日本

NPO団体に寄付されたグリーンスタンプ等の専用台紙への貼付

米国

低所得世帯の生活支援に取組むNPOと連携しタオルギフトを作成

英国

ホームレスの方々へのコート寄贈支援

香港

特別支援学級生徒とのナイトウォーク実施

インドネシア

貧困地域の子どもたちに
読み書きを教える活動

シンガポール

高齢者への生活物資支援、ランチや散歩等の交流会実施

ムンバイ

高校生への金融教育セミナー実施

バンコク

学校に机や椅子を寄贈、
学校のアロエ栽培施設の改修

台北

慈善団体に寄付される
レシート収集活動に参加

ハノイ

子どもの本やおもちゃの寄贈、
小中学校備品の資金収集

ホーチミン

高地に住む子どもへ本やおもちゃを寄贈

マニラ

森林保全の必要性や方法を学び、
植樹活動へ参加

インドネシアで職業訓練プログラムを提供

SMBC
  • インドネシア企業とCSR活動に関する覚書を締結(三井住友銀行)
  • インドネシア企業とCSR活動に関する覚書を締結(三井住友銀行)
  • 支援した訓練学校
    6カリキュラム

    支援した訓練学校5カリキュラム
  • 受講生徒
    年間約2,100名(延べ)

    受講生徒数約2,500名(延べ)

インドネシアでは、経済発展に向けて、国や地方政府レベルでの職業訓練学校のプログラムが推進されています。2015年3月26日、三井住友銀行とインドネシア三井住友銀行(現、BTPN)は、インドネシアの大手企業グループDjarum Group傘下の財団Djarum Foundationと、インドネシアにおけるCSR活動の推進に関する覚書を締結しました。この覚書締結を機に、教育分野での貢献として、これまでに海洋、看護、アニメーションなどの職業訓練学校に対して寄付や役職員からの物品寄贈、同行取引先と連携した教育プログラム改善支援などを行っています。また2022年より、同職業訓練学校の生徒を対象に、BTPNによる金融経済教育を実施しています。

三井住友銀行国際協力財団を通じた支援

SMBC

三井住友銀行国際協力財団は、アジア地域の経済発展に資する人材の育成および国際交流を目的とし、1990年の設立当初より、アジアから日本の大学院へ進学した留学生、を対象に奨学金を支給しており、設立以来延べ100名以上に支援を行いました。また、開発途上国の経済発展に資する活動を行っている研究機関・研究者への助成も行っています。

その他の社会貢献活動

TABLE FOR TWOへの参加

「TABLE FOR TWO」(以下、TFT)とは「二人の食卓=1つの食卓を二人で分かち合う」というコンセプトで、飢餓や栄養不足に苦しむ途上国の子どもたちと、肥満や生活習慣病に悩む先進国の私たち双方が同時に健康になることを目指す取組です。役職員食堂でヘルシーメニューを購入すると、1食あたり20円が途上国の学校給食1食分として、NPO法人TABLE FOR TWO Internationalを通じて寄付されます。

三井住友銀行は国内の全拠点やニューヨーク支店(※)において、三井住友カードは本社をはじめ5拠点において、SMBCコンシューマーファイナンスや日本総合研究所は本社においてそれぞれ導入しています。

更に、低カロリー飲料やスポーツ飲料などの機能性の高い飲料や、野菜ジュースや果汁100%のヘルシー飲料などを購入すると寄付ができる「世界をつなぐTABLE FOR TWO」自動販売機も、三井住友銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カード、SMBC信託銀行などのSMBCグループ各社で導入しています。

(※) TFTのパートナー企業である弁当販売業者を活用しての参加

WFP「学校給食プログラム」に寄付

SMBC Trust

SMBC信託銀行は、沖縄オフィスに設置している飲料自動販売機の売上の一部(1本につき10円)を、国連World Food Programme(WFP)の「学校給食プログラム(※)」に寄付しています。

(※) 国連WFP「学校給食プログラム」は途上国において、過去40年以上にわたり学校給食を提供しています。30円の寄付が1日分の給食となり、この給食提供が子どもたちの栄養状態を改善します。また、無料の給食が食べられることで親が子どもたちを学校へ通わせるようになり、子どもたちの学習機会の拡大にもつながっています。

タッチハッピー

SMCC
タッチハッピー

三井住友カードでは、Visaのタッチ決済数に応じて、様々な社会課題に取り組む団体への寄付を行っています。
2020年2月から始まったタッチハッピーでは、フードセーフティや子どもの学習支援など貧困・格差の社会課題を中心に取り組み、今では防災教育や森林保全、海洋ごみ問題など様々な社会課題に対する活動へと支援の幅を広げています。

フェアトレード商品の社内販売会

SMBC Nikko

SMBC日興証券では、2022年度より、外部団体にご協力いただき、フェアトレード商品の社内販売会を開催しています。フェアトレード商品の購入を通じて貧困格差問題に取り組むことで、公正な社会作りをサポートしています。

富良野自然塾への協賛

SMBC
富良野自然塾への協賛

作家、倉本聰氏が主宰する富良野自然塾は、閉鎖されたゴルフ場に2006年春から植樹をして元の森に還す「自然返還事業」と、そのフィールドを使った「環境教育プログラム」を行っています。同行は、倉本聰氏の考えに賛同し、『SMBC 環境教育プログラム NPO法人C・C・C富良野自然塾』として、当塾の活動を支援しています。

富良野自然塾新しいウィンドウが開きます (富良野自然塾のサイトに移動します)

SDGsに関する子ども向け教材の提供

SMBC
SDGsに関する子ども向け教材の提供

SMBCグループでは、SDGsに関する子ども向け教材「SDGsスタートブック」に、学習に活用できる事例を提供しています。本教材では、銀行が気候変動をはじめとする環境問題の解決にどのように取り組んでいるのかを分かりやすく紹介しています。本教材は小・中学校に無料配布されており、内容はSDGsに関する学習用ウェブサイト「EduTown SDGs」でも公開されています。

ブラインドサッカーへの支援

SMBC Nikko

SMBC日興証券は、パラスポーツへの支援のひとつとして、ブラインドサッカーを支援しています。日本ブラインドサッカー協会は、「ブラインドサッカーを通じて視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」をビジョンとしており、同社の経営理念にある「多様性を尊重する」および同社のダイバーシティ推進に対する姿勢とも合致しています。SMBC日興証券と同協会はパートナー契約を締結し、同社役職員が各大会や、 キッズトレーニングなどの運営スタッフとしてボランティアに参加しています。

ゴールボール支援

SMBC Trust

SMBC信託銀行は、2016年8月より一般社団法人日本ゴールボール協会を支援しており、2022年4月にオフィシャル・トップ・パートナーに就任しました。体験会の開催、役職員ボランティアスタッフの各種大会への派遣などを通じてゴールボール並びに障がい者スポーツの普及、発展をサポートしています。

授産品販売会の実施を通じた障がい者支援

SMFL

三井住友ファイナンス&リースでは、世田谷区立世田谷福祉作業所、クッキー工房おれんじはうす、社会福祉法人コスモスの授産品(※)の販売会を開催しています。2015年度からこれまでに20回以上開催しており、延べ2,000名以上の役職員が授産品を購入しています。授産品販売による利益の一部は障がい者の方々の賃金の一部となるため、自立支援につながります。今後も同社では役職員による授産品の購入を通じて、誰もが安全・安心に生活できる社会づくりの一助となる取組を継続していきます。

授産品とは、地域の障がい者施設・地域共同作業所にて作業訓練を行う中で製作した製品です。