お客さまと、真の信頼関係を築く。そこに、私の力が問われる。 SMBC日興証券株式会社 第三事業法人部 篠丸 あすか

篠丸の所属する第三事業法人部は、主に上場企業に対し、社内の関連部署と連携して資金調達やM&Aなどの証券業務に関わるソリューションを提案し、お客さまの経営課題を解決している。法人営業において最も重要なのは、お客さまにどのようなことでもご相談いただける信頼関係を築くこと。「担当企業のもとに足しげく通って対話を重ねることで、悩みやニーズの核心が何であるかを見極めます。その結果、お客さまの期待以上のご提案ができたときは、大きなやりがいを感じます」。証券業務を通じて、企業や社会の成長に貢献したい。そんな志を抱いて、彼女はお客さまと向き合っている。

インタビュー

私は現在、第三事業法人部に所属し、主にインターネットやメディア関連の上場企業を担当しています。この部署では、経営・財務戦略のコンサルティングや資金調達、M&A、資産運用など、お客さまの証券業務に関わる経営課題に対して、社内の関連部署と連携しながら的確・迅速にソリューションをご提案し、解決することを目指しています。仕事をスムーズに進めるためには、社内の適切な部署の適切な人に相談し、協力してもらうことが大切。普段から社内の他部署の協力を素早く得られるよう信頼関係を築いておくこと、また、お客さまの経営課題に対して適切な解決策をご提案できるよう日頃の会話からニーズを汲み取ることを心がけています。

公益法人部で培った営業力で、新規のお客さまにアプローチ。

私が事業法人部に異動してきたのは2014年の春。それまでは、入社以来およそ8年に亘って公益法人部に在籍し、主に財団・社団法人や医療法人、学校法人などのお客さまへ資産運用のご提案を行ってきました。既存のお客さまのお取引の拡大は勿論のこと、多くの新規のお客さまにもお取引もいただけたことで、営業担当者としての自信がつき、新しい仕事にチャレンジしたいと希望して現部署の第三事業法人部に異動しました。公益法人部では資産運用のご提案が中心でしたが、現部署ではそれに加えて資金調達やM&Aなどに関する知見も必要です。企業の経営者と直に接する機会も多く、そうした方々から信頼を得るためには私自身の人間力も求められます。最初は知識も経験も浅かったため、はたして自分にこのような役割が担えるのかと不安でしたが、唯一自信があるのは公益法人部で培った営業力だと考え、お客さまとのリレーションを築くために、これまで当社との接点があまりなかった企業にもアプローチを継続しました。

法人のお客さまであっても、基本は人と人との信頼関係。

私はいま、オーナー系企業を多く担当しています。これまで、当社とのお取引が少ない企業もありましたが、すぐにお取引に繋がらなくても、何度も訪問を重ねました。最初はまったく会う機会をいただけなかった企業でも、何度も訪問を重ねるうちに、担当の方や秘書の方と親しくなり、社長をご紹介いただけることも増えました。最初はビジネスに繋がるようなお話はなかなかできませんでしたが、徐々に資本政策や、業務提携に関するお考え、社長ご自身の保有株に関するご相談をいただけるようになりました。お客さまが事業法人であったとしても、基本はやはり人と人。信頼していただかなければ何も始まらないということを、あらためて強く感じました。

お客さまの立場で考える。それが、満足いただけるご提案への第一歩。

私がいつも営業担当者として気を付けていることは、お客さまの立場になって考えることです。相手の立場に立って考えることは、営業担当者に限らず、社会人としての基本ではありますが、日々業務に追われているとつい自分の立場で考えてしまっていることに気付くことがあります。しかし、お客さまのことを一生懸命考えて接することが結果として、心を許してくださり、お客さまからの信頼につながるのだと思います。最近お取り引きいただけるようになった、あるオーナー系企業の社長も、対話を重ねるうちに、従業員への思いや事業への思いを率直に話してくださるようになり、だからこそ良いご提案ができたように感じています。実際、社長からは「いろいろな証券会社から提案をいただいたが、SMBC日興証券の提案がいちばん響いた」というお言葉をいただきました。これからさらに、お客さまの期待以上のご提案ができるようキャリアを磨き、企業の成長に貢献したいと思っています。

私を変えたひとこと

経験できることは何でもやりなさい。無駄なことなんて一つもないから。

私は比較的粘り強い人間だと思うのですが、その原点となっているのが、小学校の頃から母に言われていたこの言葉です。仕事で悩み、前に進めなくなってしまっても、「無駄なことは一つもない。悩むことが自分の成長につながると信じて、頑張って乗り越えよう」と自分自身を励ましています。

私の仕事を支えるもの

私のパワースポット
書店

時間が空いたときに立ち寄るようにしています。陳列されている本から気になるキーワードが見つかったり、仕事のヒントを貰ったり。
それが物事のターニングポイントになることも多いです。

私のパワーフード
季節の和生菓子

高校で茶道を嗜んで以来、凛とした形と素朴な美味しさのとりこになりました。難しい仕事をやり抜いたときに自分へのご褒美として食べると、やさしい甘みに癒されるとともに、「またがんばろう!」と力が湧いてきます。

あなたの会社はどんな会社?

SMBC日興証券はこんな会社

当社の社員は個性派ぞろい。
社会人としての経験や物事に対する価値観もまったく異なる人同士がともに働いています。そういう人たちと話すと、自分では思いもつかないような視点やアイデアが飛び出てきて大変勉強になり、また刺激にもなります。

SMBC日興証券第三事業法人部 篠丸 あすか

NEXT COMPANY SMBCフレンド証券

『全社、投資コンシェルジュ宣言。』を掲げ、地域に密着して個人のお客さまにさまざまな資産運用サービスを提供しているSMBCフレンド証券。藤沢支店の渡邊純子がご紹介します。お楽しみに!

SMBCフレンド証券藤沢支店 渡邊 純子

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※日経ビジネス 2015年4月17日号掲載(PDF形式:949KB)