【DX-linkが選ぶ】2025年、反響が大きかった記事12選:社会課題・DX施策・未来への挑戦
「DX-link」では、DXにおけるSMBCグループのビジョン、企業のDX推進を支えるソリューション、パートナー企業との共創事例など、多彩な取り組みを紹介してまいりました。
今回は、この1年間で特に反響の大きかった12記事を厳選し、社会課題対策・DX施策・未来を見据えた取り組みの3つのテーマに分けてご紹介します。今年の出来事を振り返りつつ、2026年以降のビジネスや社会のトレンドを考えるきっかけとして、ぜひご活用ください。
社会課題対策の最前線 ── 農業改革・人材不足・金融犯罪・サイバー攻撃に挑む
2025年は、企業活動を揺るがす人材不足やサイバー攻撃、金融犯罪などの課題が一段と深刻化しました。本セクションでは、SMBCグループが最前線でこうした社会課題にどう向き合い、解決を図ってきたのかを振り返ります。
米価格高騰の今、やるべきことは何か。
日本の「食」を守る、SMBCグループとの共創で挑む農業改革
米価格高騰の今、やるべきことは何か。日本の「食」を守る、SMBCグループとの共創で挑む農業改革
昨今の米価上昇は、日本の農業が長年抱えてきた構造的課題を浮き彫りにしました。SMBCグループが2016年に共同設立した農業法人「みらい共創ファーム秋田」でも、行員を派遣し、現地の課題を踏まえDX施策を進めることで、日本の「食」を守る改革に挑み続けています。代表の涌井徹氏と、SMBCグループ執行役員 髙梨雅之氏に、共創の背景とこれからの農業のあり方を伺いました。
アバター・AI・人の共生で、接客と働き方が変わる。
SMBCグループがAVITAとアバタービジネスに参入する理由
アバター・AI・人の共生で、接客と働き方が変わる。SMBCグループがAVITAとアバタービジネスに参入する理由
コンビニなどで、実際にアバターの接客を受けたことがある人もいるかもしれません。人材不足が深刻化する中、アバター接客の活躍の場は広がっています。SMBCグループは、大阪大学発スタートアップであるAVITAと協業・資本提携を通じ、アバター関連サービスの提供を拡大しています。その狙いと今後の展望を伺いました。
詐欺被害を阻止しお客さまの財産を守る。三井住友銀行のマネーロンダリング対策最前線
詐欺被害を阻止しお客さまの財産を守る。三井住友銀行のマネーロンダリング対策最前線
特殊詐欺などでだまし取った資金を隠すマネーロンダリング。三井住友銀行が本格的な対策を進めて以降、同行内の犯罪口座は大幅に減少しています。「財産は人の人生に関わるからこそ、犯罪の予兆段階で食い止めたい」。そう語る金融犯罪対策チームのメンバーに、金融犯罪に向き合う現場の姿勢を伺いました。
新卒11年目で子会社社長に就任。
SMBCサイバーフロント社長が語る、日本のサイバーセキュリティの現状と未来
新卒11年目で子会社社長に就任。SMBCサイバーフロント社長が語る、日本のサイバーセキュリティの現状と未来
2025年も企業へのサイバー攻撃は後を絶たず、大きな被害が相次いでいます。SMBCグループではこの課題に向き合い、中小・中堅企業のセキュリティ対策を支援すべく、SMBCサイバーフロントを設立しました。同社の社長に、就任までのストーリーと、金融機関がサイバーセキュリティ事業に取り組む理由とビジョンを伺いました。
サービス・業務・働き方を変えるDX施策 ── 国内外の実例から
社会課題の解決と並行し、企業の競争力強化を支えるDX推進の取り組みも大きく進展しました。ここでは、国内外で進むSMBCグループのDX施策を紹介します。
中小企業向けデジタル総合金融サービス「Trunk」誕生の舞台裏
中小企業向けデジタル総合金融サービス「Trunk」誕生の舞台裏
2025年5月に提供を開始した法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk(トランク)」。業界最安水準の振込手数料や最短翌営業日の口座開設を実現するため、銀行内ルールの見直しからデジタル活用まで、大規模な改革が行われました。「中小企業のお客さまに使いやすいサービスを届けたい」。その挑戦の裏側をプロジェクトメンバーに伺いました。
【シリコンバレー・デジタルイノベーションラボ】
「Vトリップ」はどのようにして誕生したのか
【シリコンバレー・デジタルイノベーションラボ】「Vトリップ」はどのようにして誕生したのか
2025年3月にサービスを開始した、三井住友カード会員・V会員向け旅行予約サイト「Vトリップ」。運営を担うHopper Technology Solutionsとの出会いは、SMBCグループの調査・事業開発拠点であるシリコンバレー・デジタルイノベーションラボがきっかけでした。プロジェクトの背景を関係者に伺いました。
【創業104年の老舗旅館×インクループ・プラリタウン】
会計・人事労務システムの導入支援により業務効率を約2倍に
【創業104年の老舗旅館×インクループ・プラリタウン】会計・人事労務システムの導入支援により業務効率を約2倍に
東北・福島で創業104年の歴史をもつ老舗旅館、ホテル向瀧。ブランドコンセプトの見直しやサービス品質の向上と合わせて注力したのが、業務効率化です。「とにかく紙をなくしたい」。その思いを受け、SMBCグループのインクループが会計・人事労務システムの導入を伴走支援し、業務効率約2倍を実現しました。その過程を伺いました。
「銀行がそこまで?」金融の枠を超え、SMBCグループがセンコーGHDの物流DX・人材教育・風土変革を丸ごと伴走支援
「銀行がそこまで?」金融の枠を超え、SMBCグループがセンコーGHDの物流DX・人材教育・風土変革を丸ごと伴走支援
2024年問題や働き方改革の影響で人材不足が深刻化する物流業界。物流大手のセンコーグループホールディングスも例外ではありませんでした。SMBCグループは課題に丁寧に向き合い、人材育成や風土変革にも取り組み、金融の枠を超えた改革に伴走してきました。その背景や取り組みの中身、成果について話を伺いました。
未来を切り拓く金融×テクノロジー。ステーブルコインから宇宙まで
2025年は、金融と未来技術が交わる重要な転換点でもありました。ステーブルコイン、量子、未来洞察、宇宙── SMBCグループが挑む最先端の取り組みを振り返ります。
SMBCグループが描く、ステーブルコインの未来。4社連携「最強布陣」の全貌
SMBCグループが描く、ステーブルコインの未来。4社連携「最強布陣」の全貌
日本で初めて合法的な円建てステーブルコインの発行が始まるなど、2025年に大きな注目を集めたステーブルコイン。2025年4月、SMBCグループはFireblocks、TIS、AvaLabsとともに、ステーブルコインの共同検討開始を発表しました。伝統的金融機関が、なぜこの領域に挑むのか、戦略的な狙いと4社連携の背景、今後の展望を紐解きます。
金融×量子コンピューティングの可能性を見据えて。
Quanmatic社と広告配信最適化のPoCを実施
金融×量子コンピューティングの可能性を見据えて。Quanmatic社と広告配信最適化のPoCを実施
AIの次の技術として注目を集める量子コンピューティング。SMBCグループはその実用可能性を見据え、Quanmatic(クオンマティク)社とPoC(概念実証)に取り組みました。金融×量子コンピューティングの融合がもたらす未来を深掘りします。
VUCAの時代に求められる、「未来を思考する力」。
いすゞ中研×日本総研が取り組む「未来洞察」の現在地
VUCAの時代に求められる、「未来を思考する力」。いすゞ中研×日本総研が取り組む「未来洞察」の現在地
予測困難な時代に、未来の複数の可能性を捉え、経営に活かす「Foresight(未来洞察)」という考え方が注目されています。日本総合研究所の「未来デザイン・ラボ」が支援する取り組みを、いすゞ中央研究所との事例を交えながら紹介します。
なぜSMBCグループは宇宙事業に「本気」なのか。
金融×宇宙で拓く、産業支援の新しいかたち
なぜSMBCグループは宇宙事業に「本気」なのか。金融×宇宙で拓く、産業支援の新しいかたち
SMBCグループは、宇宙分野を有望な市場と捉え、銀行・リース・コンサルティング・ベンチャーキャピタルの総力を挙げて、宇宙産業支援を本格化させています。「宇宙のことなら、SMBCグループと言われる存在を目指す」と語る各社キーパーソンの言葉から、グループ横断による産業支援の未来像を紐解きます。
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2025年は、社会課題の複雑化とそれを乗り越える技術革新が同時に加速した、まさに「転換点」となる一年でした。
2026年も「DX-link」は金融の枠を超え、DXによって皆さまの事業成長のヒントと社会課題の解決に貢献できる情報を発信してまいります。どうぞご期待ください。
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